父犬がいる群れでの生活について
父犬こそ最後の教師!
それはある時期にさしかかると、父犬の本当の厳しさを刷り込まれます。そしてこれにより犬としての人生を歩んでいくことができるのです。
それが生後5ヶ月ほどから。
これが入っている子とそうでない子の違い。
それは「諦めの早さ」と「冷静さ」これに現れます。
「諦めの早さ」とは、愛犬が要求してくることに対して、飼い主が注意すると、素直に諦め、抵抗を感じないのです。
それと「冷静さ」
ヒンヒンヒン果てしなく言い続けることが無くなります。注意を受けると、パニックを起こしたり怖がることなく、すぐに冷静さを取り戻すことができます。これが物覚えの良さを生かしてくれます。
これは生後6ヶ月以上群れで生活した若犬たちと、生後3ヶ月を過ぎて群れから巣立っていた若犬ならびに成犬たちを比べた場合、明らかに何かの差があるのです。
それは、諦めの早さ。注意を受けるとすぐに収まり、冷静になることができる。すぐに冷静に対処できるのです。そのため、物覚えの早さがとても目立ちます。
もっとも、それは今後の家庭環境に左右されますが、これは色濃く残ります。
群れで生活している若犬は、ヒンヒンヒン・・・この余裕の無さから、甘えからでる鼻鳴らしが全くと言って良いほどありません。これもその後の接し方で変わってくるのですが、常に冷静な状態を保つ能力に磨きがかかっているのです。
それは父犬から受ける刷り込みによるところが多く、そのため、要求や優位性を表す行動が極端に少ないのです。つまり信頼関係を築きやすいということです。
但し、その中のいくつかの例では、やはりそこの生活環境によって、甘える態度に要求を示す行為をするのですが、相変わらず優位性を示す行動は、非常に少ないことが確認できました。
それと変わらないもの、それは上位の犬に対しての感情表現が極端に上手であるということです。そのため、ケンカが非常に少なくなります。父犬・オス犬から受ける犬の社会性の大切さ。これはかなり重要度が高いようです。
特にオスの若犬のみその傾向が現れます。メスの若犬はやはりメス同士のようです。但し、母犬ではなく別のメス犬から受けるようです。
せめて父親の態度が変わってくる生後3ヶ月。このあたり以降が望ましいのです。
生後1ヶ月や45日なんていう時期は、まったく犬の社会性が入っていないといっても良いくらい、感情表現方法が明らかに違います。それは母親から父親に移り変わる刷り込みを経験した子とそうでない子は犬らしさや、飼い主を飼い主と明らかに認めることができる心が違います。
父犬の偉大さ
それがとても感じられる光景を何度も確認することができました。これは当犬舎独自の管理方法であったため、観察することができたのだと思います。
皆さん、ブリーダーはメスを多く抱えていますが、改良のために、優秀なスタイルを持つ種雄を数頭所有しています。そして当たり前ですが、その子たちは一緒に群れで生活しています。
すると、その上位の立場のオスが若い犬に対して、かなり頻繁に刷り込みをおこなっています。その時の態度は、冷静そのもの。意識を常にオスに対して向けています。非常に優位性を感じる行為です。
この刷り込みを経験したオスの若い犬たちは、非常に落ち着いていることが確認できました。非常に冷静で、それは私たち飼い主にも、それが伝わるほどの接し方となって現れます。
そして冷静だからこそ、物覚えの良さに繋がるのだろうと考えておりますが、これは上位の者に対しての反応が、生後3・4ヶ月の刷り込みが入った子と、まるで異なるのです。
飼い主から受ける注意が非常に早く理解できるのです。そして諦めがもの凄く早いのです。
メスの若い犬は、母親からではなく、先輩犬から受けています。
その様子を見ると、まるで強烈な刷り込みに思えますが、そうやって育った子というのは、群れの中でも落ち着きがあり穏やかな性格へとなる傾向があるようです。
確かに当犬舎で育ったメスの繁殖犬は、穏やかな性格の子が多いのです。これはオスにも言えますが、まず落ち着いた甘え方、触れ合い方ができる。余裕のある心を持っている。
ただ、ひとつだけ例外があり、繁殖犬として選んだ子が生後4ヶ月のとき、一時お預かりした子によってある行為に激しさを持つ行為をとるようになりました。しかし普段は非常に大人しい控え目な子なのですが、遊ぶ事に対しての激しさ、それと外部からやってくる子に対しての気の強さ。
実はこれ、お預かりした子と大の仲良しになって、挙げ句の果ては、その子でさえ手に余る子になってしまった遊び方をすることが原因だったのです。
基本的には、上位の犬が性格の穏やかな群れのため、ゆったりと過ごしていくうちにこのような生活スタイルへとなったのかもしれません。
ですが、オスの若犬はオスの成犬からの刷り込みが非常に大切だと改めて感じました。強い子との遊びがとても上手で、そして相手を怒らせない付き合いができるのです。これは心の余裕がしっかりと群れの生活で伸びたようです。そしてそのような若いオスの繁殖犬を、心の成長を早く促したかったオーナー様の子に貸し出したとき、週ごとにお勉強会にやってくるその子の、実に堂々とした心の広さ、余裕をオーナー様や参加の方々も違いをはっきりとおっしゃるくらいですから、オス同士の付き合いとは非常に興味を持って観察を続けています。
また観察できたことがありましたら、その時にここへ追加していく予定です。
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