飛びついてくるとき
飛びついてくる犬の気持ち
見て下さい、この犬の表情。嬉しさのあまりこのような表情に。
私は基本飛びついてきて喜びを表す行為に対して、あまり深く悪いとは思っていません。それこそ一般家庭犬ですから、このような感情表現をそこまで悪いとは思っていません。
これこそ二人だけで作った言葉ですから。
しかし、この飛びつきにもクセは存在します。
ただ単に嬉しいという気持ちを込めてだけなら良いのですが、あからさまに要求を突きつけてくる子というのがいます。これは飛びついて自分の「嬉しい」という感情表現から発展した、「要求」の為の飛びつき行為。そして更に発展した「優位性」を表す飛びつき行為。
これらの違いは、動きが異なります。但し、これはあくまでも二人のスキンシップですので、飼い主のクセが入り、それぞれの言葉として発展していますので、動きは多少どころか結構異なります。
ですから、下に書いた行為に対して、それを感じることがあるかどうかで、愛犬がどのくらいの気持ちでいるのかを理解してみて下さい。
嬉しいとき、興奮のあまり、バタバタと飛びついては着地し、そしてまた飛びついて・・・。動きがとても雑なのです。
高まる感情を抑えることの出来ない気持ちを表すとき、そのような動きとなります。
そして要求。これは前足に力を感じます。体重ではない力を前足に感じます。まあ、ここまでは顔を舐めに来たりすることでしょう。そして前足の片方をしきりと掻くように動かす。これも付き合い方によってクセが出ます。
そして優位性を示す飛びつきは、・・・これも愛犬と付き合うときにクセがつきますので、色々とありますが、
一つだけいえること。それは動かない。ただ飛びついてきて、動きがあまり感じられないとき。そして口を使って飼い主の手に触れとばかりに力を込めて払いのけるような行動をとったりします。
別に愛犬がとるひとつの感情表現ですから、素直に受け止めても良いとは思います。
これはその家庭環境の色に染まった行為ですから。
しかし、大型犬の場合、これは危険がまとわりつきます。子供・お年寄りにこれをすると、よろけて大けがをする場合があります。
それならば、させないようにしなければなりません。
そして誰でも喜びを受け止めて貰えるような行動を求めなければいけません。
それが自ら進んでやる下位の立場を表す行動。「クセを取る二つの言葉」で紹介している1番目の言葉。
これで自分の気持ちを表し、且つ、自分はあなたよりも下の立場である。このような接し方をさせるのです。
この形こそ、飛びつきをなくすために愛犬に求める行為なのです。
これにより、喜びに対しての興奮がなくなり、純粋に愛情を感じる行為です。
ああ、お前はこんなにも慕ってくれているんだ。これを感じ取ることが出来ます。
非常に多い行動
興奮しすぎて・・・。
これはそれぞれで異なるクセを見せます。興奮したままでは絶対に飛びつかせない方には、優しく飛びついて甘えてきます。体重はかかってきますが、前足に力を感じないことでしょう。こういうコミュニケーションの取り方を求めている飼い主であれば、その行為に対して許せることかと思います。
「飛びつき」行為は、果たして悪いことなのか。これは私も解りません。
かつて、看板娘モネに対し、この飛びついて甘えてくる行為のやり方を教えたことがあり、それはそれでとても嬉しいことでしたから。しかし、これに優位性や要求を感じるような動作を含ませてはいけません。
それを許すと段々と表現法が変わってきます。
できれば止めさせたい行為です。信頼関係が深いものへと変化すると、若いうちはその行為を取っていたモネも、次第に・・といいますか、「もう止めろ」この一言でやらないようになり、いつしかまったくやらなくなってしまいました。こちらが要求してもやりません。
それはどういうことか。
やはりこの飛びつき行為に対して優位性を含んでいたからなのです。
他にもやらなくなった行為はいくつもあります。
たとえば、絶対にアゴを乗せない。わざと膝などにアゴを乗せてみても、必ず浮いているのです。そこに体重を掛けたりは絶対にしません。
そして飼い主のアゴを膝に乗せるという要求には従っても、飼い主の顔色をうかがいながら、そっと乗せて浮かせていたアゴを膝から外して地面に頭を置いてしまいます。
このアゴを乗せるという行為も群れの中で頻繁に観察できます。これは上位の者が下位の者に対しておこなう行為で、自分の優位性を表現する行為なのです。
よくTの字になってアゴを背中に乗せる行為をする子がいますよね?
あれは自分のほうが立場が上である。そう相手に伝えている犬の言葉なのです。これを飼い主や家族に対しておこなうと、それは愛犬から立場が下だと思われているのです。そのようなことをされる方は、必ず前足でその人の腕などを自分のほうへ引き寄せたり、座っているとき、ふくらはぎの上へ両足を乗せて体重を掛けてきたりします。
それを許さないこと。優位性を示す行為をさせないこと。逆に愛犬に対してその行為をとること。これが立場の入れ替わりを早めます。
ですから、飛びつきは、それぞれの家庭で判断して、させるかさせないかを検討してみて下さい。
ただし、飛びつきの行き過ぎは禁物です。優位から支配にすぐ変化します。
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